2026年度

白百合学園幼稚園
田園調布雙葉小学校附属幼稚園 合格

幼稚園受験を目指した背景

我が家は父、母、娘の3人家族です。父親は小学校受験を経験していますが、母親は経験がなく、宗教の信仰もありませんでした。本人の負担を考え、より両親の姿勢が重視される幼稚園受験を志すことになり、1歳頃から大手の幼児教室に通い始めました。

志望園は、自宅から近い田園調布雙葉小学校附属幼稚園を第一志望とし、娘の雰囲気に合っていると感じた白百合学園幼稚園との複数校受験を決めました。最終的に入園できるのは1つですが、1発勝負のプレッシャーを和らげ、精神的な余裕を持つ意味でも複数園を受験して良かったと思っています。

大手教室での挫折と、運命を変えた先生の言葉

我が家の最大の課題は、娘の母子分離でした。0歳の時から託児所等に預けた経験がなく、母と離れることを異常なほど嫌がる状態でした。以前通っていた大手幼児教室では、面接練習で母子分離ができない様子から転校を断られてしまい、親としても初めての挫折を味わい、非常に辛い思いをしました。

そんな受験の路頭に迷っている時に出会ったのが慶楓会です。初めて伺った際にこれまでの経緯をお話しすると、佐藤先生が目に涙をためながら「それはひどい、お母様も辛かったでしょう。うちではお断りはしません。見返してやりましょう」と仰ってくださいました。ただ幼稚園に入れるための先生ではなく、真の教育者として向き合ってくれていると感じ、佐藤先生について行こうと決めました。

忠実な実践

受験においては様々な情報が入ってきますが、私たちは「何があっても慶楓会で言われたことを忠実に守る」と決めて実践しました。

それを表すエピソードが、白百合学園の受験です。周りのお子さんが全員紺のワンピースを着ている中、佐藤先生から「お顔がクールだから明るい方が良い。可愛い顔をしているんだから目立ちなさい」とアドバイスをいただき、水色の服で臨みました。不安もありましたが、結果的に幼稚園の先生たちに覚えてもらう意味でも良く、無事に合格をいただくことができました。

面接対策と家族の雰囲気づくり

慶楓会では何度でも面接練習ができるため、娘も特別な試験というよりは「いつものこと」として場慣れすることができました。先生から「面接が良かったよ」と言っていただき、親も「得意だね」と声をかけ続けたことで、本人は面接に自信を持っていました。当日も緊張させないよう「試験」という言葉は使わず、「今日も面接だよ」と伝えていました。

また、面接練習を動画で撮影し、客観的に自分たちの姿を見ることもおすすめです。受け答えの内容以上に、入退室の仕方や揃って挨拶ができるかなど「家族としての雰囲気」が何より大切だと身をもって感じました。

日常でのエピソード集めと実体験

面接や願書のために、日常で起こった気遣いや優しさを示す言動をメモしておくことを心がけました。

特に受験の年は、ただ楽しむだけでなくエピソードとして使えるような旅行を計画しました。伊豆でのお茶摘み体験、野菜収穫とBBQ、北海道での乗馬体験などを通じて、周囲の人やモノ、動物に対して「感謝の言葉」を口にするようになり、面接や願書でも大変有効でした。 また、試験では「待つ」ことが多いため、日常の中でも「今パパとママが別のことやってるから、少し待ってようか」と声をかけ、待つことを覚えさせるようにしていました。


親として、人間としての成長

弱点であった母子分離についても、先生からの「泣いても最後までやりなさい」というお言葉のおかげで、本番の白百合の試験で泣いてしまっても最後までやりきり、それが合格に繋がったのだと思います。
佐藤先生には、ただ受験のコツを教わるだけでなく、親として、人間としてどうあるべきかという教育を授けていただいた気がします。

幼稚園受験は単なるお受験にとどまらず、客観的に自分の家庭を見つめ直し、娘と家族全体を大きく成長させてくれる経験になりました。

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