【コラム】合格するご両親様像

もくじ

継承

新年おめでとうございます。
皆さまにおかれましては穏やかな一年の門出を心からお祝い申し上げます。

新年早々私ごとで恐縮ではありますが、一昨年の父の他界、昨年は気丈でした母が手術となり、その間に我が家で9年間共に過ごしてくれた愛犬が虹の橋を渡り、プライベートでは激動の2年と感じるほどの時間を過ごしました。

何とか日常を平常心で過ごすことが出来ましたのは、同じ愛犬家のご家庭からの暖かい気遣いや献花の数々、母を支えてくれましたのは医療チームや退院後の介護看護チームスタッフ、そして何よりの一番の支えは時に奇想天外な出来事に驚かされつつも、子ども達の変わらぬ笑顔と多くの人との繋がりでした。

人や生き物との繋がりは、時に煩わしさや絶望感、困苦を味わうこともあります。私もまだまだ未熟ゆえ「一人が一番楽。」などと、尊大で横柄な感情が幾たびも去来しました。
しかしながら、希望や救いをもたらしてくれたのも、また人や命あるものとの繋がりであると改めて胸に刻んだ年となりました。

母は昨年12月の術後検査でやっとQOLが上がり、自力歩行が戻り始めました。意思を持ち歩くということは人の原点であると生き様で教えてくれています。また縁あって12月に、宮古島から新しい保護犬を我が家に迎え入れ、ノエルと名付けました。

「平和でなければ、お子様の受験もできません」

長女の受験時にお世話になりました先生のお言葉を噛み締める年にもなりました。

昨年は戦後80年の節目の年でありました。今ある幸せ、日常は当たり前ではないと頭では理解しつつも、目の前の出来事に翻弄され、感謝を忘れ暴言が渦巻く自身に気付かされました。
また天災や戦災により今なお混沌とした世界を生きている人々もいます。

「ご両親から受け継いだことで、お子様に受け継ぎたいことは何ですか」
「ご家庭の軸はなんですか」

受験の世界も日常の世界も、小さな喜びに気づき、平安な世の中を願う気持ちを継承していくことにほかならないと、穏やかな新年に思います。

合格するご両親

一番目は、一般常識のレベルが高いことに尽きると感じます。

  1. 時間厳守、期日厳守、規則を守るなどいつでもどこでも、誰とでも、お教室でもです。
    お約束通りにできることが最低限の一般常識です。
  2. ご挨拶は立ち止まって相手をみてできていますか。
    お子様の一番のお手本はご両親様です。
  3. 提出物、準備品、持ち物の記名など、お子様が自分で分かるように配慮や準備が出来ていますか。
    もし忘れたら、無記名だったらと、その後を想像してみてください。

「当たり前のことが当たり前に出来ていれば、何の心配も準備もいりません」
幼稚園受験説明会でよく聞くフレーズです。

面接練習など、「本番ではやりますから。」というフレーズもよく耳にします。「はい、是非お願いします。」と、私も応答しますが、なぜかそのようなご家庭に合格した証が一度もないのも事実です。
全ては附属園の文化、相手を知ることから始まっています。その最初の一歩がお教室通いであると、私は考えています。

二番目は、「素直さ」です。

他者の視点を素直に受け入れることが出来る。ここに尽きると感じます。我が子が可愛いのは当然です。
難しいのは、課題を指摘された時の受け止め方です。

「今日は体調が悪い」
「空調が暑い、寒い」
「出掛けにトラブルがあった」
「父親が最近忙しくて遊べていない」
「話して言い聞かせればできる」

大変酷な言い方になりますが、我が子の出来ない理由探しを始めればきりがありません。理由探しを始めた瞬間に暗雲が立ち込めると言っても過言ではないと私は感じています。

アクシデントは付き物です。ご両親様は、アクシデントに囚われない強さを身に付けるのは必須です。
その為に、授業でのインプット、講習でのアウトプットの場があるのです。

三番目は、幼稚園受験の合否は知育もさることながら、お子様の社会性が合否の分かれ道であるということをご両親様が理解しているかにつきます。

慶楓会ではほぼ毎年8割の生徒様が総合クラスを受講しており、高い合格率は総合クラス受講による個の育ちの底上げが支えていると言っても過言ではありません。園別クラスと併せると最大5時間のクラスに、

「長いから集中力が持たない」
「昼寝がある」
「保育園で集団社会性は身につけている」

など様々なご心配事、ご意見も毎年のことです。しかしながら保育園の社会性と受験で求められる社会性は異なる部分があるのも事実です。

何も無いところから作り出す創造性を時に講師のロールプレイングを参考に真似るから学ぶ、自ら考え動く自立へ底上げし、自身の小さな我慢からお友達との分かち合いの喜びに繋がる自律の経験を実践形式で学ぶのが慶楓会の総合クラスです。

最後に、幼稚園受験を目指されるご両親様は学歴、職歴共に大変ご立派なご家庭が多いです。しかしながら、受験を目指す親としては1年目、保護者としては数年目の「自分は小さき者である。」と認識することは最大の心得です。

どんな時も互いに素直に学び、受け止め、励んで参りたいと切に願っています。

執筆
慶楓会幼稚園受験主任講師 佐藤浩子

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