2026年度
慶應義塾横浜初等部 ほか 合格

共働き家庭からの挑戦と慶楓会との出会い
我が家は共働き世帯で、日々育児と仕事に追われる中での小学校受験は無謀とも思いましたが、慶應義塾横浜初等部への思いを諦めきれず挑戦を決意しました。
慶楓会との出会いは4年前の受験分析セミナーでした。先生方のお話に深く納得し、「受験対策を超えてこちらで学ばせたい」と強く思い入会いたしました。
日々の取り組み
早寝早起きの生活リズムで過ごすことを意識し、朝5時過ぎに起き朝食を摂り、6時過ぎに運動に出掛け、その後ペーパー対策を念頭に置いた学習を行い、幼稚園に登園する予定を組んでおりました。夜はお絵描きや工作に取り組み、20時を目標に就寝という生活を送っておりました。
運動は受験対策というよりは、マラソンやかけっこ、キャッチボールやラダーを使った全身運動などを中心に捉え、年長夏以降は自宅で揃えた道具を使いながらサーキットなどを意識した内容も取り入れました。
ペーパーは最終的には一日40枚を目標に取り組みました。お絵描きや工作は慶楓会の授業で教えていただいた内容や課題をベースに本人が描きたいものや作りたいものを尊重して楽しみながら取り組みました。
大切にしていたこと
受験対策を念頭に試験に出ることだけを効率的に取り組むのではなく、「どのような人になってほしいのか」という考えを基に、どのような関わり方・子育てをすべきかということを考えて日々関わっておりました。
慶應義塾では、福澤先生が当時の時代では先駆的な「独立自尊」を唱え、基本的な精神となっておりますが、慶應義塾の目的として簡潔に申すと「単なる一学塾の立場に甘んじることはできない。日本全体の気品の泉源・知徳の模範となることに思いを定め、人は如何に生きるべきか、何が大切かを明らかにし口で言うだけではなく身をもって実践することで、社会の先導者となることを望む」としております。
私はこの考えに非常に影響を受けており、息子には将来目に付くことではなくとも、私利私欲ではなく、社会の発展・幸福につながることに力を注いで欲しいと願っております。
幼児期における現時点では、知識偏重の学びを行うことは避け、自分の身の回りのことは自分で行い、家事のお手伝いを行い、家族での団らんを楽しみ、その日の出来事を自分の言葉で自分なりに説明してもらうことなどを大切にしていました。両親として社会の窓口として世の中で起きていることや仕事を通じて思ったことなどを噛み砕いて簡単に会話することも意識しておりました。
また、実物に触れる経験として田植えや稲刈り、潮干狩りや茶摘みなどが家族の中の大切な行事となり、お茶園のご主人からは「今年も来てくれたね」と覚えていただくなど嬉しい人とのつながりも生まれました。
改善点
人前で話すことに緊張を覚え、挙動不審な動きになる節があり、受験本番では致命的と思い、直前では大きな不安に駆られました。結果的には試験官の先生方も、当日の様子のみではなく、その子の中身を大切にされていると感じておりますが、やはりハキハキ堂々としていることに越したことはないと思っております。
家庭の方針として困難にあっても自分の力で乗り越える、自分の言葉で説明するということを大切にしておりますが、少し早い段階から始めたことで、萎縮する部分も出てきてしまったかと考えております。受験直前期を除いては多少の失敗や不出来は指摘せず、できたことだけを褒めて伸ばす方がよいのではないかと考えております。
慶楓会の良さ
慶楓会では教育や受験への専門性の高さから的確な家庭教育の在り方へのご助言、試験や面接練習などをさせていただけることは勿論、人としての在り方、親子のかかわり方など学ばせていただき、恥ずかしながら不足していた親としての力を成長させていただいたと考えております。一般的な幼児教室の枠を超え、親のメンタルも支えていただき、また志を同じくする他のご家庭と共に頑張ることができる「小さな私立小学校のような温かい環境」でした。
受験を終えて
妻とも、育児に悩み、保護者課題に苦しみ、深夜2-3時まで議論した日も何度もありました。合格通知を受け取った瞬間、家族で涙を流し、これまでの努力が報われたことを実感しました。これは一生忘れられない思い出であり、家族の絆をより深めた経験だったと思います。




