2022年度
田園調布雙葉小学校附属幼稚園
サレジオ幼稚園 合格
慶楓会に入会したきっかけ
幼稚園受験をしようと決めた時、夫婦で話しあったことは、受験のための付け焼き刃の知識や詰め込み教育、その場しのぎの作法を教えないということでした。
いくつかの教室を見学させて頂いた後、慶楓会に入会する決め手となったのは、面談時のある説明でした。それは「受験で求められているのは、やかんの絵について『これは何ですか』と聞いたときに『やかんです』と答えるお子様のご家庭ではなく『お湯を沸かして、急須や湯飲みを使ってお茶を入れる“やかん”というもの』と答えるような、丁寧な暮らしをされているお子様のご家庭です」というお言葉でした。
いくつかの教室を見学させていただいておりましたが、この説明を伺った時に、我が家の思いと慶楓会の受験に対する方針が一致すると感じ、すぐに入会を決めました。
楽しく通える教室
我が家では、娘が教室に楽しく通えることを一番大切にしました。娘が着たいお洋服で教室に通うことや、お弁当のある日は、娘の好きな食べ物を入れることなど、様々な工夫をしておりました。しかし、娘が教室に楽しく通えた一番の要因は、慶楓会の先生や友達とのコミュニケーションと授業内容が、とても楽しかったことのようでした。娘は毎回「行くのが楽しみ」と言って、一度もお休みすることはなかったです。
丁寧な願書作成指導
願書には、罫線の中に「ご自由にお書きください」という項目があり、当初は何を書いていいのか全くわかりませんでした。また、家庭内で願書に書けるようなことは何もないとも感じておりました。
しかし、先生方と一緒に家庭ならではのエピソードを探していく中で、今までコンプレックスと感じていた田舎での育ちに対し「自然豊かな場所で育ったことはとても素敵ですよ」と仰っていただいたことで、地方出身と願書に記載しました。
その結果、第一志望園の面接の最初に「願書に地方出身とありますが、どちらのご出身なんですか」という質問をいただきました。出身地を答えると「とても自然豊かなところでお育ちになられたのですね」と、先生方がおっしゃった言葉と全く同じ内容で返していただき、そこから和やかな雰囲気で面接が進みました。
このように、学園がどのような考えを大切にし、重視されているかを把握した上で、的確な願書のアドバイスをいただくことができ、本当に感謝しております。
家庭での試験対策について
先生方から、家庭での過ごし方についても具体的なアドバイスをいただきました。
娘の志望園では「お話の記憶の試験」が毎年出題されます。その対策として、寝る前に絵本の読み聞かせを行い、その内容から3つほど娘に質問をするようにしておりました。その結果、続けるうちにだんだんと注意深く聞く癖がつくようになりました。日常の中で、自然な形で考査の対策になる勉強方法の助言をいただき、とても助かりました。
振り返ると感謝のみの日々
当初は幼稚園受験を考えていなかったため、受験までの準備期間はたったの4ヶ月ほどで、不安でいっぱいでした。
しかし、慶楓会と出会い「ご縁を頂けなかったとしても、ここまで歩んで来られたのだから」と思えるほどに、濃厚な時間を過ごすことができました。受験のためだけでなく、本当に大事なことや入園後の土台となる学びを大切にされ、サポートしてくださった慶楓会の先生方には、本当に感謝しております。