Nさんの合格体験談

2024年度

若葉会幼稚園 合格

日常生活で気をつけていたこと

面接では日常生活がありのまま現れる瞬間があり、まさに面接される先生方はそこを見ていらっしゃると感じましたので、日常生活そのものを学校の方針に則したものへ、また家庭ならではの色をアピールできるように整えていけるように過ごしてまいりました。

若葉会では、出された食事を全ていただくということを非常に大切にされているため、我が家では「食育」を意識して過ごしました。娘とともに四季折々の素材を用いて料理の支度をし、昆布と鰹節で出汁をとることを日課とするなど様々なことを一緒に経験してもらうことで、自然の恵み、いのちをいただくことのありがたみを学ぶ機会を設けました

また、日頃の遊びにおいても折り紙やお手玉、あやとり、わらべ歌など日本の伝統が感じられるものを取り入れるようにいたしました。

受験の準備のために家庭で取り入れたこと

準備として取り入れたことは静かに座って待つ練習がございます。面接の練習の際、座れず、静かにしていられないというのが娘の大きな課題でした。
その課題の克服のために、夏ごろから1日1回、10~20分程度時間を決めてその間ただ親子で黙って椅子に座るという時間を設けました
実際、面接の時間が眠くなってしまう時間帯であっても崩れずに済んだのはこの練習の成果だったように感じます。

また、目的をはっきり子どもに理解させるために幼稚園に関する絵本を多く読み聞かせました。娘の場合、慶楓会のお友だちと一緒の幼稚園に行くんだという目的意識ができてからは、変わったように思います。

慶楓会の歩みで良かったこと

志望している幼稚園にお知り合いがいませんでしたので、ご紹介者なしでも適切なプロセスを踏めば合格することができると教えていただけたことは大変大きかったです。

また、夏から白百合クラスに参加させていただきました。お転婆な娘はクラスで明らかに浮いており大変でしたが、周りの子の高いレベルに少しでも追いつこうと努力した結果が若葉会の結果に結びついたという思いがございます。他のお友だちと比べてしまい辛く思うことも多くありましたが、その度に先生が温かい励ましのお言葉をかけてくださったので、最後まで頑張ることができました

少人数のお教室で、常に佐藤先生が家庭と一緒に伴走してくださり、ご相談すればいつでも親身に的確なアドバイスをくださる安心感は、初めての幼稚園受験を経験する中でとても代え難いものでした。先生は娘のいいところをたくさん見つけてくださり、心からの愛情をもってご指導してくださいました。そんな先生だからこそ、安心して娘をお預けすることができました。

両親の準備

私たちは4つの過程を意識いたしました。まず、園の教育方針や価値観を学校案内や学校の関係著書などから理解すること。次に、学校の方針・価値観につながるような我が家の特色、強みを分析して抽出すること。第3に、その我が家の色を生かしつつ、園の方針に即した家庭環境を日常の中で実践していくこと。第4に、実践してきた家庭教育の成果を、願書や面接の受け答えに落とし込むこと。以上を意識いたしました。

このような両親の準備は、早ければ早いほど良いと感じました。
慶楓会では、早い時期から毎週、両親の課題を出していただけますので、その課題に毎週、本気で取り組むことがとても有用でした。

もくじ